ボールレンズに代表される球体径の精度検証は極めて難しい課題です。
接触式で径を測る事は簡単ですが、それはあくまで一か所だけの値であり全周いかなる方向で
測ってもその精度が保たれているのか?しかも球体径の精度検証はミクロン一桁精度が普通であり一体どうやって精度保証しているのか?大いに疑問が残ります。
CT-GaugeDXでは穴の空いた円盤を用意し、そこにその球体を乗せて毎回サンプルを回転させながら測定しました。下記がその概念図とφ3の測定事例です。ここまでしないと球体径精度の保証は難しいと思われます。