◆是非知って貰いたい◆
「非球面レンズ測定が速い」が本当の特徴ではない。
真の本質は「非球面レンズと金型」がRTX1台で速く自動測定出来ること。
※RTX=ROUNDTRACER EXTREME
「レンズと金型」のスピード測定で出来ることとは?
①測定が速いから、フィードバックが速い。
②クリアランス設計が速い。
③成型レンズの偏芯精度・不具合・原因究明が速い。
「測定が速い」ことの最大メリットとは?
「速く自動測定できる」ことは、製品検査という役目だけではありません。
成形時の金型クリアランスは直接測定できませんが、成形されたレンズをスピーディに測定し、すぐにフィードバックし、クリアランスの修正や、成形温度の条件変更がすぐに行えるのです。このことは新材料金型や新規構造金型による成形技術開発の際には有効であり、偏心精度を容易に追い込むことができます。つまり、この測定機は速く自動測定できることから、生産性向上・偏心精度向上・形状バリエーション拡大・不具合原因究明など、多くの役割を担っているのです。
POINT1 1台で非球面レンズと金型を自動測定できる
ワークを上下反転させないので、測定が速い
ワークを上下反転させる作業は発生しません。スタイラスが上下向きを変えるので、また非球面軸基準の「金型底面の振れ」と「金型側面の振れ」の測定が出来ます。
金型クリアランス設計が速い偏心測定時間が5~10分程度なのでフィードバックが速く、金型クリアランス設計へのフィードバックが速くなります。
※特に新材料による開発の際は有効になります。
偏心の精度・不具合・原因究明が速い1台で全ての測定ができるので、偏心や不具合の原因究明が行いやすくなります。
事例1 治具の平面度が悪い首元の振れ出し後、非球面の加工を行い、同軸、倒れ精度は充分かと思いきや、ヤトイの合わせ面のキズが原因で倒れているワークが見つかったことがあります。
事例2 治具のクリアランスが悪い治具の基準軸が長年の使用で摩耗しており、一部が痩せていて加工中に動くことで非球面軸と外径の軸ズレが起きていることがあります。
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